三男坊が発熱、久しぶりに保育園を休んだ。
午前は妻が、午後は私が休んで交替での対応。
明日は行けるかな〜行けないと困るぞ〜(苦笑)
朝出勤して、
「すみません、三男が熱出したので昼からお休みもらいます。」と伝えたら、
「大丈夫?一日休みでよかったのに。」と返ってきた。
これが今の職場のフツーのやり取り。
私が以前いた某職場ではこうはいかなかった。
「子どもが熱出したんで保育園にお迎えに行きます。」
などと伝えると必ず、
「嫁さんは?嫁さん何やってんの?」
こう返ってきた。
別に嫌味でも何でもなくこれがフツーの反応だった。
男が家事をやったり、弁当作ったり、子どもの面倒みたりすることにイチイチ驚いたり、不快感を示す上司が何人も居た。
あの職場のオヂサン達からしたら「男が家事や育児をする」ことはフツーではなかったのだ。
「育児は母ちゃんがするのがフツー。」(だから子どもの病気で父ちゃんは休む必要はない)
「男は残業するのがフツー。」(だからやることなくても部長より早く帰れない)
「弁当は嫁さんが作るのがフツー。」(だから弁当箱洗うだけで「すごいな!」とか言われる)
「家事全般嫁さんがやるのがフツー。」(だから「定時で帰ったら『夕飯の支度の邪魔!』て言われない?」とか面白発言がとびだす)
昭和か!あんたらの脳みそは昭和か!
頭蓋骨かち割ったら南こうせつが赤い手ぬぐいマフラーにした歌を歌ってるとしか思えないぐらい昭和か!
(南こうせつさんゴメンナサイ)
でも、あの年代の上司が生きてきた時代はそれがフツーだったんだよなぁ。
「子どもが病気で・・・」なんて天地がひっくり返っても言えなかったし、そんなことを言うなんて発想がそもそも無かった。
そもそも「フツー」だと思っているものが違う。
だから、上司が「フツー男がするか?」とか「フツー女性はさ」とか言い出してもイチイチ驚いたり苛ついたりする必要はないのだ(驚くし、苛つくけど(笑))。
働きたいのがフツーの人も居れば
子どもが小さいうちは働かないのがフツーの人も居る
父ちゃんが御飯作るのがフツーの家庭もあれば
そもそも家でご飯なんて殆ど作らない、がフツーの家庭もある
家事育児バリバリやる50代男性もフツーに居るし
家事なんて全くダメで夫に全部お任せの30代女性もフツーに居る
人間の数だけ、家族の数だけフツーがある。
イチイチ他人の「フツー○○でしょ?」に驚いたり苛ついたりしなくたっていい。
自分のフツーだって、20代と40代では全然変わっているし、変わったっていい。
むしろ変わらないと怖い。
あなたのフツー、柔軟に変わってきていますか?
赤い手ぬぐいマフラーにしてませんか?
※「神田川」大好きな曲です。イジってすみません。