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仕事と家庭のインターンシップ(2)

電車大好き!(本文と関係なし!)
電車大好き!(本文と関係なし!)

日曜日に書いた「仕事と家庭のインターンシップ(1)」の続き。

職場では、空き家対策の現場調査に同行してもらった他、子育て中の共働き職員2人にインタビューしてもらいました。

ひとりは「保育士(30代)、育休中、子どもは4歳と2歳」

もうひとりが「事務(40代)、育休2度、子どもは小3、小1」

 

いや、このインタビューの内容がよかった。
やっぱり育児・家事を自分ごととしてやっている人の言葉は染みるなぁ。

 

「夫婦で家事育児をシェアしていくのに気をつけていることは?」

・やって欲しいことを具体的に伝える。これぐらいやってくれるでしょ、と思っていても絶対伝わらない。

・とにかく話し合うことが大事。うまく家事育児が回せるようになるまでには、揉め事もたくさん起きるけれど、話し合うことを諦めないこと。

・パートナーに任せることを躊躇わない。というか、家族なんだからお互いにやって当たり前。

・パートナーに家事育児を任せて自分の時間を(お互いに)持つようにする。

・パートナーに任せた家事がイマイチでも、まずは感謝の気持ちを伝える(子どものお手伝いも同じ)。

 

「子育てしている中で気をつけていることは?」

・保育士だから子育てのプロ、という考えは早々に捨てた(仕事で他人の子どもをみるのと、自分の子どもの子育ては違う)

・夫婦で子どもを叱ってしまわないように、パートナーが怒っている時はフォローするようにしている。逆も然り。

・子どもの気持ちを受け止めてあげられるように、自分が頑張りすぎて余裕がなくなってしまうことがないように気をつけている。

・親が手出しをし過ぎないように気をつけている。夏休みの宿題とかちゃんと出したのか知らないし、当然手伝ったりしない。

・家のことをお手伝いしてもらう。家族の一員なのだからやってください、といつも伝えている。

 

「育休について」

・妊娠中体調が悪く仕事ができなくて、その後の産休、育休も含め、同僚には本当にたくさん助けてもらった。私も、同僚のサポートを全力でしていきたい。

・(男性が育休取ることはどう思いますか?)育休取るのが男性でも女性でも関係ない。みんなが助け合っていければいい。

・1年半の産休、育休の時間は本当に幸せだったけれど、でも「これ以上毎日1日中一緒にいるのはもう無理!って思った(笑)」

・仕事に復帰して「自分のペースで一日が進むのは幸せ!」「ご飯をゆっくり食べられるのは幸せ!」と思った。

 

「育児と仕事の関係について」

・子どものお迎えがあり、終わりの時間には制限があるため、仕事の取捨選択や切り回し方は格段にうまくなった。

・育児でたくさんのハチャメチャな状況に遭遇し、それを何とかしてきた経験は、仕事に活きる。

・仕事でイライラすることがあっても、家に帰って息子のお馬鹿な姿を見て癒される。

・仕事をしている自分、育児をしている自分、両方あるから頑張れる。自分で稼いでいるからお金も自由に使える(笑)

・子育てに時間を割きたい自分と仕事を目一杯やりたい自分の葛藤は常にある。

 

いやぁ本当によかった。本が一冊書けそうだ(笑)

まだ育児、結婚どころか、仕事もしていない学生さん達にはどう響いたのかなぁ。インターンシップの発表が楽しみだ。

次回はお迎え〜家庭のインターンシップについて書きます^^