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自転車は危険な乗り物ですか

長男の自転車を切り絵にしてみた
長男の自転車を切り絵にしてみた

長男の通う中学校(というか、市内全域の中学校)には「中学校の活動における移動手段に、原則、自転車を使用してはいけない」というルールがある。

普段の通学はもちろん、土日に部活のために中学に行く際も、練習試合等で出かける時も、自転車に乗って移動することはNG。

 

一番驚いたのは、友人が所属する部活の試合を応援に行くのも学校活動の一部とみなされ、自転車移動NGらしい(服装も私服NG)。

何とアホらしい。

 

どうやら、過去に事故があったことが原因で全面禁止、となっているらしい。

 

学校や教育委員会が、そういうルールを作りたくなる気持ちは分かる。

 

万が一「学校活動中」に自転車で事故が起きたら。

「過去にも事故があったのに」「何故規制しなかったんだ」「中学生が部活のメンバーで集まって乗ったら暴走することぐらい想像つかなかったのか」

色々ボロクソに言われそうだ。想像するだけで背筋が寒くなる。

 

でも、学校活動以外ではバンバン乗っている自転車を、学校活動だけ規制することに意味があるのか。

それは単なる「逃げの一手」じゃないのか。

だいたい、部活の練習試合のたびに自転車で行けるような距離を送迎させられる親の身にもなってくれ(←これが本音。オイ)

 

こういう「逃げの一手」が出るその裏側には、何か問題が起きるとすぐに学校や先生のせいにする風潮がある。

部活動のための移動中であろうと、生徒が自転車で暴走して事故したら、それはその生徒の問題なのだが、そうは問屋が卸さない世論と、それを過剰に恐れる組織により「逃げの一手」が生み出される。

 

でももうそんな窮屈な「逃げの一手」やめませんか。

 

事故する可能性がある危険な乗り物「自転車」から(大人の都合で)遠ざけるのではなく、

「「自転車」は便利だが事故する可能性がある、そのことを肝に銘じて乗るように、以上!」でいいと思うのです。

何せ中学生ですよ、もう半分以上大人なんですから。

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ギャラリー スペースプリズムにて開催中の「小さな絵の展覧会2018 」に出展しています。


『小さな絵の展覧会2018 暮らしに、美の極小宇宙。』

2018年7月19日(木)〜8月26日(日)
(火曜休廊、7/22、8/13〜15休廊)

正午〜午後8時(最終日は午後5時まで)

 

@スペースプリズム(名古屋市東区泉1-14-23ホワイトメイツ1F)
https://kei7820.jimdo.com/